幸せに手が届かないから

どんな権力にも屈さん。 信じるのは美しさ、ただそれのみだ。

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Don't make your angel cry

「ツンデレ」と言うジャンル自体、昔はプレイヤー側、ユーザー側が勝手に使っていた言葉なのだが、
いつからか会社、企業側も普通に使うようになってきた。
「この娘はツンデレキャラです」なんて宣伝文句も見かける。
それをどう思うかは別なんだが、どんなツンデレキャラなのか、と言うのは重要だ。
始めからツンツンデレデレがあるキャラ、
最初は仲が悪いが次第に打ち解けていく、「氷を溶かす」タイプのキャラ、何らかの事情で中盤辺りから急に冷たくなるキャラ・・・・等。

だが、一番扱いが難しいのはもっともポピュラーなもの、「次第に打ち解ける」キャラなのだ。
だんだん仲良くなる過程を描けばいいんだから楽なんじゃないか、なんて声もあるだろうが、考えてみて欲しい。
最初のうち、一方的に主人公に冷たくしていたキャラがある日を堺にベタベタし始めたとする。
過程をうまく描いていれば、「主人公の熱意がヒロインの心の氷を溶かした」とか、
まぁとにかく何かしらの達成感のようなものとか、主人公に対する「よかったね」みたいな感情とか、そんなものがあるわけです。
「やっと心を開いてくれた」って感じで。
アクションとかで言うとだいぶ前に分かれた敵がピンチの時に助けに来てくれる感じ。
心がぽっかぽか。

だが、その過程の描き方がうまくいかないとこれ逆効果、勝手に冷たくしてたくせに次の瞬間はいコロリ、主人公と仲良しに。
そいつぁ都合のいいビッチだ、なんて言われても仕方が無い。
アクションで言うと敵だったのに自群が不利になったからこっちの味方になりました、って感じ。

つまりうまいことプレイヤーに受け入れられるようなキャラクターを産み、
そいつがうまく生きるストーリーを考えなくてはならないわけだ。
別にツンデレキャラと呼ぶ者に限ったことではない。

恋愛を知らぬ純情娘が、初めて知った恋愛感情に動揺し、どう行動していいか解らず葛藤を繰り返す、とか。
男嫌いなお嬢様が嫌悪の対象だったはずの存在に惹かれていくが、その自分を認められないでいる、とか。
幼馴染に恋愛感情を抱き始めるが、相手は自分を異性と認識してくれず、どうしようか悩む、とか。

色々パターンはあるわけです。
別にどのパターンにしろ、と言うわけではない。どんなパターンに会うかはキャラ次第、雰囲気次第。
漫画やゲームのキャラだって生きてるからね。
しっかり輝かせてあげなくちゃ。

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ヒモ

Author:ヒモ
己の欲望に忠実に生きる男。
真理は「美」にあると捉える。
「永遠の幸せ」を得ることを渇望している。
自称紳士にしてツンデレ評論家。

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